彼は高校の同級生で、大学は別々だったけれど、社会人になって再会した。
彼氏彼女として付き合い始めてからは3ヶ月くらいになる。

予約する二人
予約をする二人

もともと同級生なこともあってか、二人の性格なのか、位置づけが「友達」から「彼氏彼女」に変わったとはいえ、普段のやりとりは今までと同じような感じ。

一緒にいる時は楽しくてとても幸せだけど、彼の言葉や行動に特別ドキドキしたり、ときめいたりすることはあまりなかったと思う。

そんなある時、デートの途中で少し休憩しようと入ったカフェが混んでいて、順番待ちリストに名前を書くことに。私の名字はよくあるものだったから、彼に
「そっちの名字で書いておいていい?私と同じ名字の人多いから。」
と聞いて、彼の名字をリストに記入しようとした。

ふいに視線を感じて見ると、私が書いているのを横でじーっと見ている彼。
「なんか違った?」
と聞くと、彼は急に顔を赤くして

「いや、うん。なんか彼女が俺の名字書いているのっていいな。…結婚したみたい。」
とつぶやいた。

「友達」から「彼氏彼女」に変わったけれど、
まだこれから私たち
「夫婦」になる可能性もあるんだね。

 

ライターYU