学年が二つ下のサークルの後輩くん。いつも明るくて笑顔が可愛くてみんなから人気がありました。
練習はまじめに参加しつつ、練習以外の集まりなどはとてもやんちゃで楽しいこと大好きな子でした。

ランニング
ランニング

練習のない日に時間があったので、私は一人で自主練習をしていました。
軽く汗をかき、片付けをしていると後輩くんがひょっこり顔を出しました。

「何?自主トレ?まじめー」
といつもの調子で言われ、

「ちょっと体動かしたかったからね。でももう帰るよ」
と言って道具を持とうとすると、スッと横から手を出して荷物を持ってくれて

「手伝うよ。女の子だし重たいでしょ。」
と言ってくれました。

年上なのに女の子扱いしてくれたことにドキッとしました。
その間、ドキドキを隠すために

「優しいなぁ。モテるのがわかるね!」
と明るく言うと「モテないよ」と返事が返ってきました。

意外な答えに
「なんで?かっこいいしモテるじゃん」
というと、私の顔をみつめて

「でも○○(私の名前)さん、俺のこと男としてみてないでしょ?好きな人にモテないと意味ない」
と言いました。

私から視線を外して前を見る彼は耳まで真っ赤でした。
今までで見た彼の中で一番かわいかったです。

 

ライタージニドラ