3人姉妹の次女として、生まれてきた私。
姉は自由奔放で母とはいつも大喧嘩で、妹はお気楽でお調子者で、上手く親に甘えれる子でした。

旅行のカップル
旅行のカップル

そんな二人をみて、私だけはしっかりしないと、と親に負担をかけないように生きてきました。
その結果、手の掛らなくていい子というレッテルを貼られ親に甘えることが出来ませんでした。

そんな私に彼氏が出来ても、相手の機嫌をいつも気にして甘える事が出来ず
「お前は俺がいなくても大丈夫そうだな」
と振られることもありました。

深く傷ついた私はしばらく彼氏を作らず、仕事に専念しました。すると、気が紛れ仕事も上手くいき、同僚の中で出世候補までになりました。

仕事にも慣れ、時間にも余裕が出来るようになり、自分磨きにも専念しました。すると一人の男性から声をかけられ、付き合うことになりました。

今まではいわゆる肉食系男子タイプでしたが、彼は見るからに草食系で私が話すことを笑顔で聞く人でした。
デートをしても、手も繋がないで私の話しを聞くばかりで、不安になっていました。

このままだと今までと一緒だと思い
「どうして、手も繋がないの?本当に私のこと好きなの?不安になるよ」
と素直に言葉にしました、すると彼がいきなり私を抱きしめました。

気付かなくてごめん、俺、すごく鈍感で好きなのに行動すると嫌われるんじゃないかなとか、余計な事考えてしまうんだ。話してくれてありがとう。」

後で話を聞くと、彼は3人兄弟の次男で、兄は自由な人で、弟の面倒は彼がみてて、親にも頼られていて弱みとか見せるのが苦手だったそうです。

二人は数年の交際の末に結婚しました。
子供が3人生まれたら、真ん中の子にも愛情を注ごうと誓って。

 

ライターあおい