会社で新しいプロジェクトが立ち上がり、そのリーダーに私が選ばれました。
選んでもらったことが嬉しく、絶対成功させるという責任感と仕事に対するやりがいも同時に感じていました。

頭ポンポン
頭ポンポン

それからというもの、より一層仕事に集中し朝は一番に出社し、残業も多くなりました。スケジュールの確認や書類の作成、企画を立案してさらに後輩や先輩にお願いしていた仕事のチェックなど多岐にわたりました。

後輩のミスも早めに見つけておかないと…と思い、後輩への指導もついきつくなってしまいました。

そんな時、上司から
「後輩や周りへの気遣いも忘れるな。あともう少し周りに頼りなさい」
と声をかけられました。

その時の私は
「頼れと言われたって確認しないと心配だし、添削箇所がまだまだあるのに」
と思っていました。

ある後輩への注意をした日、彼女が落ち込んで泣いてしまいました。
私は「少し言い過ぎた」
と反省しながら残業していました。

その時、帰ったはずの上司が
「お疲れ様、あんまり無理するなよ。」
と差し入れにケーキとコーヒーを買ってきてくれました。

そして頭をポンポンと叩きながら
「大丈夫」
と言って、
「大丈夫、お前ならできるからお前を選んだんだ。俺が信じているように、お前も周りを信用しろよ」
と言ってくれました。

すごく優しい気持ちになりました。

 

ライタージニドラ